JP BIN Lookup は、日本のデビット・プリペイド・クレジットカードの BIN(6桁)を正確かつ高速に検索できるAPIサービスです。
ECの不正注文対策、Fintechアプリのカード種別判定、サブスク決済のUX改善にご利用いただけます。
EC・サブスク事業者の多くが、決済まわりで共通の課題を抱えています。
こうした問題を解決するため、日本の実情に最適化された BIN Lookup を作りました。
開発の背景は、こちらの note にまとめています。
👉
「なぜ JP BIN Lookup を作ったのか」
BIN(Bank Identification Number) とは、 クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードの カード番号の最初の6桁 に割り当てられた識別番号のことです。 「IIN(Issuer Identification Number)」と呼ばれることもあります。
BINを見れば、次のような情報が分かります。
つまり、カード番号の6桁を見るだけで、 どのブランドのどの発行会社が出したカードかを判定できる 仕組みになっています。
特に日本では、デビットカードやプリペイドカードのBIN情報が海外APIでは不十分なことが多く、 EC・サブスク事業者にとって BIN 判定はとても重要な役割を果たします。
JP BIN Lookup では、日本のデビット・プリペイド・クレジットカードのBINを高精度で収録 し、 事業者の不正対策と決済安定化をサポートします。
一般的な海外BINサービスと JP BIN Lookup(当社) の比較です。
| 項目 | 🌍 一般的な海外BINサービス | 🇯🇵 JP BIN Lookup(当社) |
|---|---|---|
| 対応精度(日本のデビット・プリペイド) | ❌ 未登録・誤判定が多い | ⭐ 国内特化で圧倒的精度 |
| データ更新頻度 | 🕒 月1〜数ヶ月に1回 | ⚡ リアルタイム自動更新 |
| 情報源 | 📂 海外IIN DB依存 | 🗾 国内独自DB+実カード情報 |
| レスポンス速度 | 🚶♂️ 普通 | 🚀 高速(Cloudflare Workers) |
| API安定性 | 🔄 約99% | 🛡 99.9%(SLA公開) |
| プリペイド・デビット判定 | ❗ 誤判定が多い | 🎯 高精度(ユーザー報告+ML) |
| サポート対応 | 💬 英語のみ | 🗣 日本語サポート |
| 料金 | 💸 高め | 💰 国内最安級 |
🔥 JP BIN Lookup は、海外APIでは困難な “日本のカード体系” に特化した唯一のBIN Lookupサービスです。
{
"bin": "457123",
"brand": "Visa", // カードブランド
"type": "Debit", // 種別:Credit / Debit / Prepaid
"issuer": "三井住友銀行", // 発行会社(わかる範囲で)
"country": "JP", // 発行国(ISO 3166-1 alpha-2)
"level": "Classic", // カードレベル(Classic/Gold/Platinum など)
"3ds": true // 3-D Secure 対応カードかどうか
}
{
"bin": "457123",
"type": "Debit", // 種別:Credit / Debit / Prepaid
}
{
"bin": "999999",
"found": false,
"message": "該当する BIN 情報が見つかりませんでした。"
}
import requests
API_KEY = "your_api_key"
resp = requests.get(
"https://api.jpbinlookup.com/v1/lookup?bin=457123",
headers={"Authorization": f"Bearer {API_KEY}"}
)
print(resp.json())
// Cloudflare Workers / Node.js 両対応
const API_KEY = "your_api_key";
async function lookup() {
const resp = await fetch(
"https://api.jpbinlookup.com/v1/lookup?bin=457123",
{
headers: {
"Authorization": `Bearer ${API_KEY}`
}
}
);
const data = await resp.json();
console.log(data);
}
lookup();
curl -X GET "https://api.jpbinlookup.com/v1/lookup?bin=457123" \
-H "Authorization: Bearer your_api_key"
JP BIN Lookup の開発背景や、Cloudflare Workers を使った高速API構築ノウハウ、 日本のBINの特徴について、Zenn と note で詳しく解説しています。
技術者向けの導入ガイドや、新機能アップデートも随時更新しています。
JP BIN Lookup は、本サービス自身の決済フローにも
実際に組み込まれ、毎日運用されています。
サブスク料金の支払い前に BIN を照合することで、
海外発行カードや高リスクなプリペイド・デビットカードによる
不正トライアルを事前にブロックしています。
自社決済に実装したコードや判定ロジックは、
技術記事としても公開しています。
詳しくは以下をご覧ください:
👉 決済前に BIN をチェックして不正利用を防ぐ実装パターンまとめ (Stripe / PAY.JP / Square 対応)
※ Dogfooding(自社利用)により、実運用の知見をフィードバックしながら、 精度と安定性を日々アップデートしています。
| プラン | 月額料金 | 利用回数 | 特長 |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 100回 / 月 | 個人利用向け・まずはお試しに |
| Starter | 1,480円 | 5,000回 / 月 | 小規模EC向け・Issuer情報も利用可能 |
| Pro | 4,980円 | 50,000回 / 月 | CSVダウンロード対応・中規模サービス向け |
| Business | 29,800円 | 500,000回 / 月 | 日本+世界BIN対応・99.9% SLA |
| Enterprise | 98,000円〜 | 無制限 | 専用エンドポイント・IP制限・サポート充実 |
初期設定では自動ブロックしません。
海外BINの扱いは事業者ごとに異なるため、
APIレスポンス(country)をもとに自由にルールを設定できます。
高額プランのトライアルや従量課金では利用リスクが高く、
多くの事業者が制限を設けています。
APIは type: "Prepaid" を返すため、
判定ロジックを簡単に埋め込めます。
はい、すべて併用可能です。
決済 API を叩く前に BIN を照合するだけなので、
既存フローをほとんど変えずに導入できます。
不正利用の 6〜8 割は、BIN 情報だけで事前に検知できます。
特に海外BIN・プリペイド・デビットの挙動差を把握することで
大幅な削減が可能です。
Cloudflare Workers 上で稼働しており、 通常 10〜25ms の高速レスポンスです。
BINデータセットは自動クロール・自動メンテナンスにより
毎日更新されています。
国内BINの補完も独自ロジックで最適化しています。
はい、Email を登録いただくことで
無料の API キーを発行できます。
必要最低限のエンドポイントをすぐにお試しいただけます。